子連れで博多どんたく港祭り2007

どんたく隊

博多どんたく港まつりは毎年5月3日、4日に開催され、ゴールデンウィーク期間中に全国最多となる200万人を越える人出で賑わうお祭りです。花自動車や一般市民が参加するパレード、各所に設けられたステージなど見所がいっぱいです。

どんたくの由来

そもそも「どんたく」とはどういう意味なのでしょう?

どんたくの語源
どんたくの語源はオランダ語のZONDAG(ゾンターク…休日)。いまでも全国的によく使われる半ドンも半分ドンタクという意味。これが各地に広がって方言化したが、博多ではカラリと陽気な祭りの名になった。
福岡市民の祭り「博多どんたく港まつり」より引用)

博多どんたくの起源は、わが国の古い民俗行事「博多松ばやし」(国無形民俗文化財選択)にあるそうです。明治時代、戦時中に中断されながらも、博多どんたくは年に一度の無礼講の行事として年々盛んになっていきました。

子連れでどんたく パレードへ

5月4日。午後3時から始まるどんたくパレードを見に行きました。自宅を出発したのが午後2時半過ぎ。パレードスタート地点近くの駐車場に車を停めて、パレードが行われている明治通りに向かうと、花自動車が見えてきました。

アンパンマンの花自動車 電飾できらきらに飾りつけられた花自動車に息子も興味津々の様でした。沿道には見物客がたくさんいましたが、ちょうど大人二人が立って道路が見えるスペースが空いていたので、しばらくそこから見物していました。

私たちが到着した時には、パレードがスタートしてから少し時間が経っていたようで、福岡市消防音楽隊、ミス福岡を見ることはできませんでしたが、花自動車、小さな子供たちが頑張るマーチングパレード、バトントワリング、どんたく隊がしゃもじを打ち鳴らす様子はばっちり見ることができました。

きかんしゃトーマスの花車 どんたく隊

ちなみに、何故しゃもじを持ってパレードするのかというと、昔、商家の前をどんたくばやしが通りかかった時、そのオハヤシの見事な音色に夕食を支度中の商家のオカミさんが浮かれだし、手にもっていたシャモジを叩いてオハヤシに加わったことから始まるそうです。(福岡市民の祭り「博多どんたく港まつり」より)

子連れでどんたく 出店へ

お祭りといえば、やっぱり楽しみなのが「出店」ですよね。パレードを見ながら、天神にある中央公園へとやってきました。パレードが行われている明治通り沿道にも出店はありますが、パレード中は人通りも多く、ゆっくり買うことができません。

中央公園 中央公園内にも出店が立ち並んでいるので、そこで「はし巻き」(薄いお好み焼きを割り箸に巻いたもの)を購入。青空の下、息子と一緒に美味しくいただきました。食べ終わった後の息子の口には、お約束の青海苔がしっかりついていましたよ。

子連れでどんたくを楽しむために

我が家のように1歳半くらいの子供とどんたくを見に行くのであれば、沿道からパレードを見る場合はスタート地点付近がおすすめです。天神寄りになればなるほど人が多くなり、ベビーカーなども押し辛い状況です。小学生くらいのお子さんであれば、パレードが始まる前から沿道で陣取りしておいて見るのも楽しいかも?パレード全てを見ようとすると3時間以上かかるので、最初の音楽隊、花自動車は押さえておいて、後は出店やステージをまわりつつパレードを見る、というのがよさそうです。

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