子連れで長崎ランタンフェスティバル2007


浜の町アーケードのランタン 長崎ランタンフェスティバルは、長崎新地中華街やアーケードなどの市内中心部に、約1万5千個にも及ぶランタン(中国提灯)が飾られ、湊公園をはじめ各会場には、大型オブジェが所狭しと飾られる、長崎の冬を彩る祭典です。


長崎ランタンフェスティバルとは?

このお祭りは、長崎在住の華僑の人々が、中国の旧正月(春節)を祝うための行事として始めたもので、もともと「春節祭」として長崎新地中華街を中心に行なわれてたそうです。年々その規模は拡大され、今では長崎全体のお祭りとして、冬を彩る一大風物詩となっています。湊公園をはじめ各会場には、大型オブジェが所狭しと飾られ、また多彩なイベントも繰り広げられています。なかでも中国伝統芸能として継承されている地元有志による『龍踊り』や本場中国の『中国雑技』、豪華な中国服を身にまとった『皇帝パレード』など、それぞれが一段と祭りの雰囲気を盛り上げ、多くの市民や観光客を楽しませてくれます。(参考:長崎ランタンフェスティバル公式HP

湊公園の様子


湊公園 湊公園はランタンフェスティバルのメイン会場となっているため、会場内は大勢の人で賑わっていました。ランタンオブジェも大型の物が多く、迫力があります。
個人的には会場内の祭壇に、本物のブタの丸焼きやブタの首がお供えされていることにとても驚きました(下画像中央)。中国では亥(2007年の干支)は豚を意味し、子孫繁栄の象徴でもあるそうです(なるほど)。

湊公園 ブタのお供え 湊公園から見る媽祖行列(まそぎょうれつ)

中央公園の様子


中央公園 中央公園はステージがあり、大型のオブジェもありますが、湊公園ほど人が多くないので、ベビーカーの子連れでも行きやすい会場のひとつだと思います。会場の入り口には「風神」と「雷神」の大きなオブジェがそびえ立ち、真ん中には「龍門」のオブジェがあります。その龍門の前では、中国衣装を無料で借りることができ、それを身に着けて記念撮影ができるので、観光のよい記念になると思いますよ。

アーケードや中華街の様子

浜の町アーケード 浜の町アーケード 中華街の「逆さ福」

街中を歩いていると、「福」の字が逆さに描かれたランタン「逆さ福」(上画像右)を目にすることがあります。これは中国で「到」と「倒」の発音が同じ「タオ」なので、古来から福の字を逆さにすることで「福が来る」といわれているそうです。 そういわれてみると、逆さになった「福」の文字は、確かに自分のところに福が舞い込んできているかのように見えますね。

我が家の場合、パパの実家が長崎にあるので、ランタンフェスティバルに合わせて帰省するといった感じです。この時期は観光客も多く、なかなかホテルの予約も取り辛いようで、実家が市内中心部にあることで、とても助かっています。福岡からランタンフェスティバルに行く場合、日帰りバスツアーを利用するのもおすすめです。

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